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FD講演会「金沢工業大学のSDGs最前線」を開催(2023年10月12日)


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10月12日(木曜日)、グローバル地域センター?自然災害研究部門(NaDiR)とSDGsイニシアティブ推進委員会の共催で「金沢工業大学のSDGs最前線」と題し、全学FD講演会を開催しました。講師に金沢工業大学の平本督太郎SDGs推進センター所長をお招きし、金沢工業大学が取り組むSDGsの研究教育活動とそれを支える仕組み作りについてお話しいただきました。

金沢工業大学は、文部科学省による「GP(大学教育の充実–Good Practice–)」選定プログラムにおいて、全国の大学の中でもトップクラスの選定実績を誇り、地域の子どもたちへの教育、地方創生プロジェクト、学生+企業プロジェクトなど、前衛的なSDGs活動を推進しています。第1回ジャパンSDGsアワードでは、「SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞」も受賞しています。

講演では、SDGs推進センターの役割は、地域との窓口になることや、学生の自発的な取り組みを促す受け皿を作ることであるとの説明がありました。教育関係では、「教育?地域経営?ビジネスの好循環による社会変革を創出する」という目標のもと、地域密着型で全学生が取り組む「プロジェクトデザイン教育」についての紹介がありました。この教育活動では、5~6名の学生がグループとなって、教員の助言や指導を受けながら地域の課題解決に取り組んでおり、その活動のうちいくつかは実際のビジネスにつながっているとのことです。また、社会実装を重視して数多くの企業と共同研究を行っており、その一例として、廃棄された屋根瓦を砕いて瓦チップを生産し、園芸資材に再利用した取り組みの事例などの紹介もありました。

その他にも、金沢工業大学の研究教育活動、組織体制、情報発信について分かりやすくお話しいただき、大変貴重な機会となりました。

平本督太郎SDGs推進センター所長

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グローバル地域センターの鴨川特任教授

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