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大気環境研究室学生らが第26回環境化学討論会で受賞


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環境化学討論会の優秀発表賞?RSC賞受賞

食品栄養科学部 環境生命科学科 大気環境研究室に所属する研究等補助員(7月から特任助教)の王齐(わん ちー)さん、学部4年生の増田美里さんが、一般社団法人 日本環境化学会の「第26回環境化学討論会 優秀発表賞」を受賞しました。同賞は、環境化学分野における発表の完成度の高さや発表の適切性などの選考基準にもとづいた、厳正な審査により選ばれた若手研究者および学生に贈られる賞です。
受賞対象となった研究は、王さんは、「実験炉を用いたヘキサブロモシクロドデカンの燃焼に伴う非意図的な臭素化多環芳香族炭化水素類の生成」、増田さんは「魚油を含む食品中の多環芳香族炭化水素とその誘導体の分析法検討」でした。王さんの研究は、難燃剤の焼却処理に伴って副生成物である臭素化多環芳香族炭化水素の生成量が燃焼温度の上昇と共に増加することを見いだしたもの、増田さんの研究は、魚の塩焼き時に生成する多環芳香族炭化水素とその誘導体を分析するにあたって、妨害となる魚油を分離する手法を開発したものです。

また、同じく大気環境研究室に所属する学部4年生の古川美乃里さんが、「第26回環境化学討論会」において、RSC(Royal Society of Chemistry)賞を受賞しました。これは、英国王立化学会により、この討論会での発表の中から優秀な発表に贈られる賞です。
受賞対象となった研究は、「一般住宅と幼稚園におけるハウスダスト中の代替難燃剤の実態調査」で、幼児へのリスクが懸念されるハウスダスト中の難燃剤の分析を行い、そのリスクを概算したものです。

優秀発表賞を受賞した増田さん(左)と王さん(右)

RSC(Royal Society of Chemistry)賞を受賞した古川さん

関連リンク

食品栄養科学部 大気環境研究室
http://dfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/labs/atmos/lab-01.htm
(別ウィンドウで「大気環境研究室」のサイトが開きます)



(2017年6月19日)

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