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国際関係学部の富沢教授らがハラールサイエンス学会を立ち上げ


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国際関係学部の富沢寿勇教授が、大阪大学の民谷栄一教授、波山カムルル特任教授、北陸先端科学技術大学院大学の神田陽治教授らと日本ハラールサイエンス学会を立ち上げることになりました。この発足記念シンポジウムが、11月6日(火曜日)に東京品川で開催されます(ページ下部のチラシ参照)。同シンポジウムは一般に無料公開されますので、ご関心のある方はどなたでも奮ってご参加ください。

ハラール食品はムスリム(イスラーム教徒)が飲食することを許されたもの、ハラール商品はムスリムが消費することを許されたあらゆる生産品を指しますが、現代産業の複雑化した製造工程では、ムスリムが禁じられている豚やアルコールなどの成分がその過程で使用されることも少なくありません。そのため商品がハラールであることを証明する認証制度も世界各地で展開され、その裏付けのための科学分析も求められるようになっています。

ハラールサイエンス学会では、このような食品等のハラール性を自然科学の手法で分析している研究者や実務家はもちろん、ハラール商品をめぐるムスリム消費者や生産者の行動や心理、社会のあり方などを人文?社会科学的手法で分析考察する文系の研究者も加わることで、ハラールや食全般に関わる諸問題を多角的、統合的にアプローチすることを企図します。まさに文理融合と産学連携を必須の道具とする国内外でも稀有の学会です。

この学会については富沢教授が本学グローバル地域センター研究者リレーコラムにも記事を書いていますので、詳しくはそちらもご参照ください。

研究者リレーコラム:日本ハラールサイエンス学会の実験的試みと展望 >
(別ウィンドウで「グローバル地域センター」のウェブサイトが開きます)
(2018年10月30日)

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