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国際関係学部 飯野勝己准教授による訳書『言語と行為』が刊行


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1月12日、国際関係学部飯野勝己准教授の翻訳による、J. L. オースティン著『言語と行為─いかにして言葉でものごとを行うか』が、講談社学術文庫より刊行されました。オースティン(1911-1960)は、20世紀半ば、オックスフォード大学を舞台に隆盛をみた「日常言語哲学」を主導した哲学者で、本書はその彼がハーヴァード大学で行った講義のノートを元に、死後刊行されたものです。言語を記述や描写でなく「行為」としてとらえる斬新な視点を示した本書は、その後哲学にとどまらず言語学やコミュニケーション理論で広く展開される「言語行為論」の原点になっただけでなく、デリダ等のポストモダン哲学でも盛んに取り上げられ続ける存在となりました。現代哲学?思想の古典というべき本書の、約40年ぶりの新訳です。

[目次]
編者まえがき
第Ⅰ講 遂行体と確認体
第Ⅱ講 適切な遂行体のための諸条件
第Ⅲ講 不適切さ──不発
第Ⅳ講 不適切さ──悪用
第Ⅴ講 遂行体の条件として考えうるもの
第Ⅵ講 明示的な遂行体
第Ⅶ講 明示的な遂行的動詞
第Ⅷ講 発語行為、発語内行為、発語媒介行為
第Ⅸ講 発語内行為と発語媒介行為の区別
第Ⅹ講 「……と言うことにおいて」対「……と言うことによって」
第XI講 言明、遂行体、発語内の力
第XII講 発語内の力の分類
補遺
訳者解説
訳者あとがき

言語と行為 -- いかにして言葉でものごとを行うか

【関連リンク】
講談社学術文庫
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000314385
(別ウィンドウで「講談社BOOK倶楽部」のウェブページが開きます)


(2019年1月17日)

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