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米国の名門ボストンカレッジ看護学部の経験豊富な教員による国際協働授業を実施


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1月17日、看護学部専門科目「災害看護セミナー」にて、米国の名門ボストンカレッジ看護学部のジェーン?フラナガン准教授にオンラインで講義をしていただきました。

本学では、2018年度から上智大学?お茶の水女子大学と共同で、オンラインによる国際的な双方向の教育手法(COIL : Collaborative Online International Learning)を利用した遠隔教育および交流事業を軸とする日米二国間の大学間連携を図るプロジェクトに取り組んでいます(文部科学省補助事業)。今回の講義は、そのCOILプロジェクトの一環として実施したものです。

米国マサチューセッツ州にあるボストンカレッジは、リベラルアーツ教育の伝統を重んじるイエズス会系の名門総合大学であり、COILプロジェクトにおける米国連携10大学のうちの1校です。

講義では、“Nurses’ Response to COVID-19”をテーマに、米国におけるコロナの感染状況や死亡者の年齢別分布などを分析する中で、政治とコロナにまつわる問題として、政治的な分断という状況が弊害となってコロナ禍が拡大していること、構造的な人種差別に端を発する健康格差等について話がありました。
また、ワクチンの全体的な供給量は足りているものの、米国内にはワクチンへの根強い不信感やソーシャルメディアによる誤った情報拡散等から、接種に反対する層が一定数存在し、接種率が比較的低位にとどまっていることなど、米国社会をめぐる様々な観点からコロナを取り上げました。
さらに、コロナに対する看護のあり方を考察する中で、従来の訪問看護に加えて浸透しつつある、在宅療養者を見守る新たな仕組みとしての遠隔医療の存在や、最新テクノロジーを駆使した看護だけでなく、従来からの方法も有効に取り入れた看護方法など、「最も信頼できる職業」である看護師の役割を中心に理解を深めました。

加えて講義終盤では、本学学生から講師に、看護において最も苦労したことについて英語による質問がありました。

講義は、ジェーン?フラナガン准教授により英語で行われ、本学看護学部の根岸まゆみ講師が通訳を務め、本学のほか、国内から上智大学の吉野八重准教授と学生が講義に参加しました。

講義中のZoom画面

講師による講義風景

【関連リンク】
静岡県立大学 大学の世界展開力強化事業「US-COIL」
https://www.us-coil.jp/(「US-COIL」サイトへリンク)

米国ボストンカレッジ
https://www.bc.edu/(外部サイトへリンク)


(2022年1月24日)

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