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国際関係学部細川教授 吉井勇研究により第20回前川佐美雄賞を受賞


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国際関係学部の細川光洋教授の著書『吉井勇の旅鞄-昭和初年の歌行脚ノート』が、第20回前川佐美雄賞(ながらみ書房主催)を受賞しました。
前川佐美雄賞は、歌人?前川佐美雄の生誕百周年にあわせて2003年に創設された短歌文学賞で、前年一年間に刊行された「スリリングで優れた歌集?歌書」が審査の対象とされます。歴代の受賞者には、馬場あき子、栗木京子、小島ゆかり氏などがいます。選考委員は、佐佐木幸綱?三枝昻之?俵万智氏等です。
受賞作『吉井勇の旅鞄-昭和初年の歌行脚ノート』は、2021年11月に短歌研究社から刊行された評伝研究。「いのち短し、恋せよ、少女」のフレーズで知られる「ゴンドラの唄」の作詞者?吉井勇(歌人)の壮年期の流離時代と歌行脚の日々を、書簡や自筆原稿をはじめとする多くの資料をもとに読み解いた大冊です。
受賞作については、ながらみ書房の発行する歌誌「短歌往来」6月号で特集が組まれ、賞の発表、作品紹介、選考委員の選評などが掲載される予定です。

詳しくは「ながらみ書房」ウェブサイトをご覧ください。
前川佐美雄賞?ながらみ書房出版賞 - ながらみ書房 (nagarami.org) (外部サイトへリンク)

受賞作『吉井勇の旅鞄』を手に取る細川教授 

(2022年4月11日)

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