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国際関係学部?飯野勝己教授が翻訳書を出版


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国際関係学部の飯野勝己教授による翻訳書、アヴナー?バズ著『言葉が呼び求められるとき――日常言語哲学の復権』が4月25日、勁草書房より刊行されました。

著者は米国タフツ大学で教授を務める哲学者。本書は、高度な専門性のもとに隆盛を極めるとともに、解決がつかないさまざまな議論で紛糾する英語圏の現代哲学(分析哲学)の現状を根本的に批判し、その混迷からの出口として、長年軽視されてきた「日常言語哲学」の復権を力強く唱えるものです。
とりわけ近年盛んな現代認識論/知識論が俎上に上げられ、批判的に検討されます。「~を知っている」とはいかなることか、を厳密に探究する現代知識論の営みが、硬直した不自然な言語観に基づくことを徹底的に暴露。そしてそこから離脱する道として、後期ウィトゲンシュタインやオースティンらの「哲学の言葉を日常に連れもどす」営みがもつ可能性を打ち出す、スリリングな議論が展開されていきます。
巻頭には著者による「日本語版への序文」が、巻末には訳者による解説が新たに加えられました。

飯野勝己教授による翻訳書、アヴナー?バズ著『言葉が呼び求められるとき――日常言語哲学の復権』

内容詳細は以下リンクから参照できます。

○勁草書房新刊案内
https://www.keisoshobo.co.jp/book/b603591.html(外部サイトへリンク)

○けいそうビブリオフィル「あとがきたちよみ」
https://keisobiblio.com/2022/04/13/atogakitachiyomi_kotobagayobimotome/(外部サイトへリンク)



(2022年4月28日)

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