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県議会議員と学生が「地域公共交通の今後を考える」意見交換会を実施


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11月22日、経営情報学部の講義「公共ガバナンス論」に静岡県議会の沢田智文議員と鈴木啓嗣議員が参加し、学生と意見交換を行いました。
はじめに、松岡清志講師から、地域公共交通の現状と静岡県議会における取り組み、地域公共交通のガバナンスを考える際の視点について説明がありました。次に、「地域公共交通の今後を考える」グループワークが行われ、各グループの議論に2人の議員も参加しました。学生の「ロボット運転手にしてみては?」という意見について、「そのお金はどうするのか」という議論になると、沢田議員から「ふるさと納税を活用している自治体もある」という事例紹介がありました。また、他のグループでは、議論に行き詰まると、鈴木議員から「誰のために、どんなサービスが必要なのかを考えてみてほしい」とアドバイスがありました。その他にも、議員から県の予算についての説明を受け、「どうして税収が減るのか」「企業を誘致し、その従業員が公共交通機関を利用するようにできないか」など活発な意見が交わされました。その後、各グループから「住民の自助グループを作って、送迎を担えないか」などの発表がありました。発表を受け、沢田議員は「地域公共交通対策特別委員会の提言と重なることがあったが、みなさんから出された意見の方がさらに具体的で、とても勉強になった」、鈴木議員は「自分たちは経験を重ねていく中で、意見の範囲が決まってしまい、飛び抜けた意見が出にくい。柔軟な発想から生まれた意見は貴重である」と述べました。
経営情報学部3年の中村吏伽さんは「他県の取り組みや県議会議員ならではの話を聞くことができ、貴重な機会になった」と感想を述べました。

写真1

写真2

学生と議論する沢田議員と鈴木議員

写真3

集合写真

(2024年11月25日)

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