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公開授業「羽衣」が開催されました


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いま?ここに蘇る「天女と人間との出逢いの奇跡」

1月24日、本学大講堂にて「羽衣」劇の公演を行いました。

全学共通科目「ムセイオン静岡―世界の文化遺産B―」(立田洋司本学名誉教授担当)の特別企画として開催された今回は、前半にSPAC俳優陣による「羽衣」音楽劇、後半に本学の富沢寿勇教授(文化人類学専攻)による「世界の羽衣伝説」の講演を行いました。当日は本学学生、一般参加者計275名が参加し、幽玄の世界を堪能しました。

SPAC所属俳優陣による 「羽衣」の音楽劇

今回の公演は本学国際関係学部?鈴木さやか講師が能「羽衣」をもとに企画?制作した「羽衣」絵本を原作とした音楽劇です。
天女役と白竜役をSPACの実力派俳優である布施安寿香さん、吉見亮さんが演じ、作曲?演奏を、作曲家で舞台への楽曲提供の経験が豊富な渡会美帆さんが担当しました。加えて、照明、音響等においても舞台芸術のプロ(音響:堀池龍二さん、照明:日尾豪志さん)の協力を得て実現しました。

Yoji Tatsuta

挨拶する立田名誉教授

Ryo Yoshimi

劇冒頭に説明する漁師役の吉見さん
劇中の演奏もこなす

Miho Watarai

渡会さん

羽衣を持ち帰ろうとする漁師の白竜

羽衣を持ち帰ろうとする漁師の白竜

Asuka Fuse

羽衣を奪われた天女(布施さん)

Asuka Fuse

舞を見せる天女

世界の羽衣伝説

Hisao Tomizawa

講演する国際関係学部 富沢教授

白鳥が人間の女性に姿を変えて地上に降り、人間の男に衣を奪われて結婚するという筋の説話は白鳥処女伝説と呼ばれ、類型は世界的に分布しています。日本の羽衣伝説もそのひとつです。
本学の富沢寿勇教授(文化人類学専攻)は、世界各地の白鳥処女伝説について触れ、それぞれの共通点や「羽衣」における天女の特質について解説しました。

音楽劇の動画をご覧になれます




(2018年2月6日)

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